雪が重いと歯が立たない

投稿者: | 2026年3月17日
雪が重いと歯が立たない

1年ぶりに北アルプスを滑った(2026年3月12日)。

例年なら栂池高原から天狗原を越えて山ノ神尾根を下るのだが積雪量に不安があったので天狗原往復にした。それでも結構大変で、スキーになっていたかは微妙なところだ。

平日だったにもかかわらずロープウエーに10人ほど乗ってきた。天狗原までは至るところにトレースが付いていた。前日に多少降雪があったので新雪を期待したけど甘かった。表面が軽く凍った重い雪で、急斜面では時々シールが滑って怖かった。でも、登りは気合と根性でなんとかなった。

トレースがいっぱい残っていた
トレースがいっぱい残っていた

天狗原には10人ほど先行パーティーがいた。笠が珍しいのかイタリア人のおっちゃんが一緒に写真を撮らせてくれと頼まれた。気温マイナス9.0度、風速0.9m/s、天気は快晴。こんなに穏やかな気候は気持ち悪い。白馬岳は見えているけど、西の方から雲がかかってきた。

天狗原にはずいぶん雪があった
天狗原にはずいぶん雪があった

シールを外して滑降。雪は表面から5センチくらい固まっていて重い。それでも傾斜が緩いうちはターンでき、スキーっぽかった。

固まった雪をボコボコ割って進んだ
固まった雪をボコボコ割って進んだ
傾斜が緩ければなんとかスキーになった
傾斜が緩ければなんとかスキーになった
白馬岳は雲に隠れてしまった
白馬岳は雲に隠れてしまった
ターンできたのは、ここらあたりまでだった
ターンできたのは、ここらあたりまでだった

しかし、急斜面に差しかかるとボッコボコ転んだ。ダメだこりゃ。横滑りを交えた斜滑降とキックターンで下った。傾斜が緩んだらスキーになるかと期待したのだが、やっぱりダメ。重い雪を押して進むのは大変で、何度も力尽きて転んだ。谷底近くはトレースが重なりガチガチだ。慎重に制動を効かせて進まなければならず消耗した。キャットが入っている林道も楽ではなかった。スキー場はザラメ。ターンはできるが下が凍っているので転倒すると滑落する。初心者コースに逃げたら林道と同じくボーゲンで消耗した。ヨレまくって下山した。そこから宿まで1時間歩いたけど、スキーに比べたら全然楽だった。

翌日は長野駅近くの西澤餅屋でおやきをたんまり買った。お目当てのそら豆もあった。苦労が報われたようでうれしかった。

景色は春だったものの雪は例年並みにあった。天狗原では「これなら山ノ神尾根は行けるかも」と一瞬迷った。天狗原往復とした計画書と違うコースに行くのはまずいと思いとどまったけど、雪の状態を考えたらそれで正解だった。危うく去年の二の舞になるところだった。確か去年も登っている時に雪質を見極めるべきだと反省したような気がする。あんまり進歩してないなあ。

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