A山ロックのラッペルステーションの一つをフィックス社製の物に付け替えた(「A山ロック」という呼び方には納得してないけど多勢に無勢なので諦める)。
岩場でもっともよく見かけるフィックス社の終了点だが、実はもう売ってない。今手に入るのはロックテリクス社製品に限られる。リングがたくさん付いているので使い勝手はいいのだが耐食性は劣る。
ロックテリクス社の終了点もSUS316Lという規格の高耐食ステンレス鋼だ。ペツルのハンガーも同じ素材なので、ほとんどの場合はこれで十分だ。ただ、海に面した岩場だともう少しサビに強い方がいいのでフィックス社の終了点は重宝される。
購入時は、手元にあったら練習しやすいだろうというだけで材質なんか気にもとめなかった。というか、当時はそれしかなかったので選択の余地はなかった。しかし、入手困難になってはじめて「そうだったのか」と知った。そんな貴重品を、安易に設置するわけにはいかない。デモ動画撮影用に確保しておいた。
でも、11月のAB総会(成立してないけど)で「検定をやろう」という話になったので、より一般的な環境でできた方がいいと考えて放出することにした。どんなお宝でも、死蔵するより多くの人が使った方がいいに決まっている。

ロックテリクスのラッペルステーションよりも少し短めなのでボルト位置が合うか心配だったが、ぴったり収まった。これで、より実戦的な練習や検定ができるはずだ。環境整備はしたので、あとは誰かにお任せしたい。