某岩場の近くにロープワーク練習用の支点を打った(11月15日)。所属山岳会は実戦でしかロープワークを行っておらず、練習量が足りないと感じた。そこで練習用終了点の設置を提案して実現した。
これまでボルトは何本も打ってきたけれど、ほとんどが石灰岩。クセはあるもののドリリング自体は難しくない。しかし、今回はチャートの岩場だ。石灰岩よりずっと硬い。以前、河原の転石に穴を開けてみた時はビットが焼けてかなり苦労した。そこで開拓技術に詳しいD助さんに相談したところ、▽ビットを2〜3本用意して青焼けする前に交換しながら作業する▽穿孔中は時々ドリルを空回りさせて石の粉を排出する―ようアドバイスを受けた。



実際の作業では、石灰岩ほどではないが意外とすんなりドリルが入り拍子抜けした。ボルトの打ち込みも問題なくでき、全て規定トルク値で締められた。ただし、1箇所だけ異常に硬い場所があり、穴を開けるのに他の3倍以上時間がかかった。他ではクリーム色の削り粉が出たが、そこだけは途中から灰色になった。ボルトもなかなか入っていかず、ネジ山が完全につぶれた。それでも、石灰岩のようにネジをいくら絞めても規定トルク値に届かないということはなかった。


とりあえず、ラッペルステーションを2箇所、ハンガーリングを1箇所、設置した。ブラシを忘れたのでハンガー付近が岩の粉で白くなったままだし、周辺の浮石や倒木もチェックしていない。もう少し清掃する必要がある。

最大の問題は「使う人がいるのか?」ということ。会合で紹介してもあんまり反応がないのでちょっと心配。ま、外すのは簡単だからいいか。