山の会で準備しているリーダーを養成する研修会の下見をした(2022年1月29日)。場所は奥武蔵の天覧山と多峯主山の周辺、内容はナビゲーションとビバーク体験、夜間歩行だ。
本当は研究会として実施したかったけど誰もこなかった。やっぱり人望がないのか。モチベーションが落ちたけど最低限できることはやった。ナビゲーションは適当に流したけど危険箇所のチェックは体を張った。
日没は17時5分。マニュアルに「日没1時間前にはビバーク態勢に入る」と書いておきながら、気がつけば「夕焼け小焼け」のメロディーが流れていた。もう、17時30分か。急いで適地を探し、谷の源頭の木の根元にザックを下ろした。真っ暗になったのは約30分後、ギリギリセーフというところか。

気温・体温を測る機器と撮影機材を準備していたら、だんだん体が冷えてきた。でも、レスキューシートをかぶったらずいぶん暖かくなった。気温・体温は15分おきに測ることにしていたはずだが、暇だったからか途中から10分間隔になっていた。

30分経過したところでツェルトに交換。こちらはやや寒さを感じるけど、布地に余裕があるので窮屈さを感じないのがいい。複数人数で使えるところも便利だ。

気温はデジタル温度計の精度に疑問があったので気象計と併用していたが、ほとんど誤差はなかった。体温は額や手首で測る放射式のものと深部体温が測れる耳式を使って比較した。結果はグラフの通り。

この日は気温が高めで風もなかったので深部体温は変化なし。というより若干上がり気味。一方、手首の体温は低下していった。これは寒さで末梢の血流が減ったことの影響だろう。いいデータが取れて満足した。1時間で切り上げて下山した。

ヘッドライトでの歩行は慣れているので問題ない。ただし、買ったばかりのヘッドライトは、LEDが3種類もあって光量調節もできる。多機能ゆえに使い勝手がイマイチわかりづらいのでいろいろと試してみた。永田会館バス停からバスに乗り、午後7時には飯能駅に着いた。
綿入りの冬シェルもカッパも食料も用意していったのに条件が良すぎて出番はなかった。ちょっと物足りない気もするが、下見としてはこんなものかな。
ビバーク体験に誰も来ないのは寒いからだと思います。人によってはマジ遭難。暖かい季節にやれば皆来るかも。頑張ってください。