南伊豆で鉱物採集をした(2025年3月29日)。その筋では有名な産地で沸石と自然金を拾ってきた。
ここのところデスクの仕事が続いて体調がおかしくなった。こういう時はちょっと遠出してヘラヘラしながらできるものがいい。関東付近の天気予報が思わしくなかったのと潮位がいい感じだったので南伊豆で鉱物採集することにした。
当地を訪れるのは10年ぶり。バス便が減って朝起きを強いられたけど、予定通り産地に到着。雨はやんでいたので、まだ潮が引き切っていない海蝕台で沸石を探した。

ここでは地面からボコボコと飛び出した岩(球顆という)を割って採集する。岸寄りは崖で落石のリスクがあり、海寄りは波がザッバーンとくる。真ん中は比較的安全だけど既に割られた岩が多い。なので岸辺か海辺に寄ってハンマーを振るうのだけど、気合が入っていないので成果はしょぼかった。

毛玉状のモルデン沸石は見かけるが以前よく見た輝沸石は全然ない。小さなモルデン沸石と菱沸石(方解石かも)らしい結晶を採集した。
適当に切り上げてもう一つの産地へ。こちらは漁港横の浜で落ちている石から金鉱石を探す。ハンマーはいらないし、危険もないので超お気楽採集だ。

金鉱石の中には肉眼でわかる自然金が付いているものがある。とは言っても1ミリあれば超大物なのでチラ見では絶対に見分けられない。なのでそれっぽい石をルーペでじっくり観察する。したがって、いかに金の付いていそうな石を見つけられるかがポイントになる。浜辺の石ころを熊手で掘って、それっぽい石をいくつか確保したらルーペでチェックする作業を繰り返す。石を見分けるポイントがだいぶ定まってきたので1時間で数個見つけられた。

拾った石に金が付いている確率は2割くらい。だいぶ歩留まりがよくなった。気分よく採集できたので余裕をかましていたら電車に乗り遅れた。でも観光シーズンの土曜は臨時特急もあったので助かった。下田で金目鯛の弁当を買って帰った。
金を観察していると癒される。仕事の疲れはだいぶ取れた。