年末年始恒例の奥武蔵縦走は、またまた敗退(2021年12月31日)。前回に続き装備のトラブルだった。情けない!
予定よりやや遅れたけど午後2時35分に天覧山中段に到着。ハイドレーションパックに水を入れ、ザックに収納しようとしたら底の方からポタポタと、まさかの水もれ。

いつも使ってるやつはゴムの匂いが消えないのが嫌で、久しく使ってなかったプラティパスを引っ張り出してきたのが原因。フィルムの接着面がはがれるとは思わなかった。しかし、ここで敗退するわけにはいかない。水もれ箇所を上にしてポリタンクとして使うならいけるだろう。そう考えて出発した。

多峯主山で3.5度と気温は低い。寒気が入っているようだがピークは本日のお昼ごろのようだ。風は冷たいけどそれほど強くはない。夜間から明け方にかけて強風にならなければ大丈夫だろう。縦走路の入り口には「奥武蔵 ロングトレイル 105K」と記されたプレートが貼り付けられていた。そんなトレイル、いつからできたんだろう。

日が沈んでからは風もほとんどなくなった。気温が低いので下りは体が冷えるのに上りを頑張ると暑い。なるべく汗をかかないようにペース配分を考えて進む。ゴムバンドがゆるゆるになったのでヘッドライトを買い替えた。初めて使うブラックダイヤモンドのは、調整方法がまだよく分からないのでまぶしすぎるくらい明るい。道がわかりやすいのは良いけど気温が低いので電池がドロップしないか心配になる。

天覚山で一休みして軽食を取った。南面がひらけていて夜景がきれいなスポットだ。雲は東の方に残っているけど天頂からから西にかけてはよく晴れて星が見える。今夜は冷え込みそうだ。出発しようとザックを背負ったら置いていた地面がぬれていた。ひょっとして水もれか? 歩き出したらお尻が冷たくなっていた。これはまずいかも。
体が温まれば乾いてくることを期待して大高山へ向かう。上りはいいけど下りや平な道ではお尻が冷えてくる。急坂を登ったら大高山だ。指導標が過剰と思えるほど充実してきたので思ったより早く着けた。午後7時31分、気温はマイナス1.5度。止まると体が冷えるので、そのまま通過。
お尻は冷たさが増したような気がする。ザックの底の方には防寒用の雨具やダウンベストが入っている。今夜はめちゃめちゃ冷え込むだろう。ぬらしたら明け方の冷え込みは耐え難い。前坂から吾野駅に下山すればまだ電車に間に合う時刻だけど、こんな早い時間帯に敗退するのはなんとか避けたい。あれこれ考えながら進むと前坂に着いてしまった。

ザックを下ろして上着の背中をチェックするとぐっしょりとぬれていた。ズボンもパンツも湿っている。ザックの中もぬれているに違いない。これはダメだ。あっさりと諦めて8時40分、吾野駅に下山。前年に続き出発日の帰宅となる大敗退だった。
今回は気温は低かったものの風は弱く気象条件には恵まれていた。それだけに早々と敗退したのは非常に悔しい。古い山道具を後生大事に取っておくのはトラブルの元だと昨年思い知ったはずだったのに、また繰り返してしまった。よし、決まった。2022年の目標に「古い山道具を捨てる」ことを加えよう。(長期間使用してなかった道具は事前にチェックしておくべきだという指摘もあるけど)
元日の食事は朝昼とも行動食の残り物という貧しい内容となった。夕食はしかし、手元の食材で作った割りにはそれなりにおいしかった。保存しておいたキノコを水で戻し、1年前に仕込んでおいた納豆で作った味噌の汁物に餅と一緒に入れてみた。キノコ汁雑煮がこれほどものなら、今後採集したキノコはもっと保存に回しておこう。