山で気分よく滑れることなどほとんどない。雪が重かったり、ガリガリだったり、ガスや雪で斜面の状態が見えなかったり、強風だったり…。しかし、ごくまれに好条件に当たるとスキーをやっててよかったなと思ってしまう。
日曜日が休みになった2月5日は、そんな大当たりの日だった。日曜はバスもスキー場もこむから敬遠してきた。でも、高気圧に覆われて天気は良さそうだったので菅平に出かけた。相変わらず雪は少なく、いつもなら雪に覆われている針葉樹は葉が見えていた。
それでも雪質はよかった。氷の塊のような結晶が残っていてサラサラしていた。風で飛ばされることもなく、斜面はどこも20センチくらい新雪に覆われていた。雲が去り、青い空と真っ白な雪面のコントラストがまぶしい。牧場トップで−3.4度。南から吹く風は1.7m/sと、それほど冷たくない。

滑り出しは多少抵抗があるものの、軽く踏むだけでスキーは素直に進んでいく。こんな好条件は滅多にない。粉雪を蹴散らしながら気分よく滑れた。





滑り始めてから車道に出るまで約1時間。撮影しながらだったけど、ずいぶん早く下りられた。
上田の街におやきを買い出しに行ったら売り切れていた。しかたなく買ったクルミ団子は、おいしかった。バスは満員だったけど新幹線はガラガラだった。日曜日も悪くないと思った。