仙人鉱山で山菜採りをしてきました(2021年5月1日)。
ホントは現地で山菜天ぷらを堪能しながら野宿する計画でしたが、悪条件が重なって採るだけになってしまいました。岩手県は宣言が出された地域からくる人に2週間の隔離を求めていたので、駅から山への往復だけへ予定を変更しました。
午後から雨の予報だったので野宿は早々と諦め、タープは置いて出発しました。さすがに新幹線はガラガラ、北上までは予定通りでした。ところが、北上線が出発直前に車両のエアー漏れが発覚。しばらくして車両を交換するために列車を降りました。
その直後、緊急地震速報が流れると間髪置かずにグラグラッときました! 震度3〜4くらいでしょうか。目の前の運転席からは「列車を停止してください」というアナウンスが繰り返されました。駅の待合室で待機すると約1時間後に北上線が再開され、無事に和賀仙人に到着しました。
例によって北上線の土手で山菜観察。ヤマザクラはだいぶ散り際になってましたが、ヤブカンゾウとコゴミはほぼベストシーズンでした。とりあえず手頃なやつを確保します。


ウルイもありました。かなり大物なので少しちょうだいしました。

次は本命のタラの芽探しです。こっちは出遅れました。めぼしい木はすでに採り尽くされていました。小さいのは多少残ってましたが、数はないし採るのは忍びない。時間にゆとりもないし、天ぷらは諦めました。

沢筋にはニリンソウが咲いていました。カタクリやキクザキイチゲも満開でしたが写真を撮る余裕はありませんでした。

いつものねぐらを探索しました。開けて明るい気分のよい場所です。

いつも通りエゾニュウがたくさん出てました。

こいつは、かなり美味しい山菜だけどアク抜きするのに塩漬けにしておく必要があるので今回はパス。もう一つの本命、イヌドウナを探しました。時期が早いためか小さいのが多い。レア物なので一定量を確保しました。


そのうちに雨がパラつきはじめました。帰り支度をしていると北上線の下り列車が通って行きました。次の上り列車は30分後、その次は3時間半後になってしまいます。急いで駅に向かうとギリギリセーフでした。
問題はその後でした。北上駅に着いても、まだ新幹線は動いてませんでした。約1時間後に東京へ向かう最初の列車がやってきましたが、満員でした。仙台から座れたものの約3時間、密閉・密集状態でした。
登山はアプローチも含めて不測の事態が起きえます。にもかかわらず今回は公共交通機関が止まる状態を全く考慮しておらず、帰路の混雑に思いが至りませんでした。効率を追いすぎ、ビバークの装備を置いていったのは失敗。準備段階での見通しの甘さが反省点です。