昔のクライマー仲間から「パンプのボルダリング動画は飛び降りるとき必ず前向きになるのはなぜだろう」という質問を受けた。その時は適当に答えておいたけど、ずっと気になっていた。ようやく、その答えがわかった。後ろ向きに飛び降りたときの危険性を身をもって知ったからだ。
後ろ向きだと後方に倒れ気味に落ちたとき、かかと着地になることがある。つま先から着地すれば腓腹筋やヒラメ筋が大部分の衝撃を受け止めるが、かかと着地だと腰に直接衝撃が来る。この間、御岳で1.5メートル位の高さから後ろに倒れ気味に落ちて尻もちを着いた。これが結構腰にきて、痛みが完全に引くまで1週間かかった。かかと着地は思った以上にダメージが大きかった。前向きなら、尻もちを着くような落ち方は避けやすいということだ。
ボルダーマット(クラッシュパッド)は人工的手段の助けを借りるような気がして使わない派だった。下地がよければ飛び降りてもある程度は安全なので必要ないと思っていた。しかし、条件の良い場所でも落ち方によっては腰などを痛めることがあると知った。もちろん、優先すべきは落ち方の練習だけど、早速それっぽいものを購入した。これで「ヌリカベくん」の仲間入りだ。